メディカツツーリズム、DNA検査

通常の人間ドックなどの検査には含まれていない最先端のリスク検査を紹介致します。


有害重金属検査

カドミウム、水銀、鉛、砒素、ベリリウム、アルミニウム等の有害金属が体内にどれくらい蓄積しているのかを把握するのに適しています。(プランにより検査できる項目、数が異なります)
毛髪や爪を切って送るだけで検査できます。


CTCがん検査

血液中で循環しているがん細胞のことを血中循環腫瘍細胞(Circulating Tumor Cell:CTC)といいます。
進行がん細胞は血液やリンパ液の流れにのって循環、遠隔臓器へ転移します。CTC検査は血液中を循環しているがん細胞を「直接」検出する方法です。画像検査では見えない「微細がん」も検出可能なことから超早期がんの発見に有効です。血液20mlの採血で検査を行います。


マイクロアレイ血液検査

マイクロアレイとは、がんなどの異物に対する体の反応を遺伝子レベルで測定できる最新の技術です。 血液が「がん細胞」に反応する状況を世界で初めて遺伝子レベルでとらえることができるようになりました。 これを利用し開発されたのが、マイクロアレイ血液検査です。
消化器のがんに対して9割の高い感度を示している検査で、胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がんが検査の対象となり、一度の採血で検査できます。検査は1回の採血(5ml)のみです。お体への負担や、時間的拘束が少ないことも特徴です。


腸内フローラ検査

腸内には約3万種類100兆~1000兆個の腸内細菌が生息していると言われてます。腸の内面を広げるとテニスコート1面分にも相当しさながら花畑のように細菌類が生息していることから「腸内フローラ」(フローラは「花畑」を意味する)とも呼ばれます。腸内フローラ検査では「便秘」「下痢」のタイプ判定、肥満と関わりがあると考えられている、ファーミキューテス門菌(Firmicutes)とバクテロイデーテス門菌(Bacteroidetes)の比率、主要な細菌の割合、腸内の菌構成等を少量の便を採取するだけで確認する事が可能です。


Lox-index

動脈硬化の進行から将来の脳梗塞、心筋梗塞の発症までを予測できる最新の血液検査です。
日本国内で行われた、約2,500名を約11年追跡した研究成果がベースに、sLOX-1(可溶性LOX-1:血中に放出されたLOX-1)とLAB(LOX-1 ligand containing ApoB)から得られる解析値が、今後10年以内の脳梗塞・心筋梗塞発症率に大きく関与する事がわかりました。脳梗塞発症率で約3倍、心血管疾患発症率で約2倍となり、これら2つの疾患の発症リスク評価検査としては唯一の検査です。LOX-index®は、動脈硬化の状態を数値化する事で、予防への意識付け、発症リスクの予測という点で、予防医療の進展に有効であると考えられます。